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biography:

 

柿崎順一は、花を観る者の心に生け込もうとする。目の前にある花は消耗し、萎び、散り、枯れていくばかりだろう。しかしその華の美はそうではない。華の美は、観る者の心に活け込んだ瞬間から、永遠にそこに留め置くことができる。そうこの男は信じているのだ。
柿崎順一は華の美を我々の心に生け込むために、あたふたと汗を掻き、いつも必死で花の消耗を追いかけている。そのようにして自分自身が消耗していることが楽しくてしょうがない男なのだ。
 
1971年長野県千曲市出身。両親ともに花屋の家に生まれ、幼少期より長野の大自然と沢山の植物に囲まれて育ち造形学と園芸学を学ぶ。フラワーアーティストとして数多くのイベントに参加、国内外にて花の作品を発表している。また、フローリスト(花屋)としても異彩を放ち、2003年 テレビ東京系の人気番組、TVチャンピオン お花屋さん選手権にて優勝、フローリスト王の座に就いた。他、受賞多数。2000年より長野県更級農業高校非常勤講師。現在、ファイブシーズンズ インク取締役チーフデザイナー。

 

 

From the written by KEICHO OKAZAWA "All flower is consumables_ about the Floral designer JUNICHI KAKIZAKI"
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